東京で企画される展示会とは

年に一度ビッグサイトなどで開かれる大々的なイベントは世間の注目を集めますが、街中でも小規模の展示会は頻繁に開かれています。これは世の中に創作活動を行っている人が多く、一人でも展示会を開けるからです。今開いていないとしても機会とお金があればやりたいと考えている人もたくさんいるため、需要は計り知れません。東京にはこうした企画をする会社が多く集まっており、大きな展示場以外の小さな箱で行われる展示会は、そうした会社が主催している事が多いのです。

アーティスト的な活動は地方に暮らしている人も東京に出て来てから行う事が多く、それが東京に企画会社が集まっている理由でしょう。実際のところ創作活動をしている人は儲けを出すという意識よりも、発表したいという気持ちの方が強い為、利益を度外視した企画が多く採用されています。これは街中の画展などがガラガラでも開催されているのを見れば分かるはずです。開催した実績と、友人関係や親類関係など最低限来てくれる人、そして偶然見に来てくれた人の目に留まる程度ですが、その実績が大きいのです。

企画会社の方もその気持ちを理解しており、赤字でも開催したいと考えるであろうアーティストに声を掛けています。これはウィンウィンの話なので他人が口を出すことではなく、ある種の文化として続いているのです。もちろん集客に力を入れて物販を多めにし、普通に稼いでいる人もいるので多種多様の世界になります。

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