トイレの水トラブルでよく起きるのが詰まりですが、詰まる物によって対処が変わってくる場合があります。
詰まることが多いのが、トイレットペーパーや便などですが、これらの物はもともとトイレに流しても問題がないものなので、これらが詰まっている時は、しばらく待っていれば解決されることも多いですし、なかなか流れていかないようなら、ラバーカップを使ってやるとすぐに直ってしまうこともあります。水に溶けることのない固形物を詰まらせてしまった場合は少々やっかいです。固形物でよくあるのが、子供のおもちゃでしょう。
分別のある大人が固形物を便器に流すことはまずほとんどありませんが、子供はやってしまうことがけっこうあります。このような事態を回避するためには、便座周辺にはおもちゃを置かないようにしたり、小さな子供がトイレに行く際は、ちゃんと大人が付き添うなどの対策が必要です。また、便器に変なものを流さないように子供によく言って聞かせておくことも重要でしょう。
万が一おもちゃなどの固形物が詰まってしまった場合は、すぐに専門の修理会社を呼んだ方がいいです。ラバーカップなどを下手に使うと、固形物がさらに奥に入っていくこともあります。無理に手で掴んで引っ張り出そうとすると、便器に傷をつけるリスクもあります。もし便器が割れてしまったりしたら、丸ごと交換修理ということになるかもしれません。そんなことにならないためにも、固形物が詰まったらすぐに修理会社に依頼しましょう。